「振袖は慎重にたたむけど、帯は適当でいいんでしょ?」なんて思っていませんか?

実は、帯にも正しいたたみ方があるんです。

今回は、振袖の帯の正しいたたみ方とポイント、そしてたたむ前にするお手入れについて詳しく解説します。

振袖の帯のたたみ方のポイント

畳んだ洗濯物

帯はぐるぐると巻いておけばいいと思っているかもしれませんが、それは間違いです。

帯は体の中心に位置するもので、振袖よりも目が行きやすい場所にあります。

変なところに目立つシワができてしまうと、カッコ悪いですし、直すのも大変です。

せっかく振袖を買うなら、正しいたたみ方を覚えておきましょう♪

振袖の帯をたたむときの注意点

振袖の帯には刺繍や模様が入っていることがあります。

刺繍や模様の部分に折り目をつけないように気を付けてたたみましょう。

振袖の帯のたたみ方

袋帯の場合、帯の模様が外側(外表)にくるようにして置きます。

この時、たれ先が下側、て先が上側にくるようにしましょう。

て先の方を20センチほど内側に折り込みます。

そして、そこから2等分にして折りたたみます。

さらにその状態から2つ折りにして完成です。

名古屋帯の場合は、表面を下側、たれが右側にくるように三角に折っておきます。

たれを手前側に三角に折り返します。

たれをさらに左へ三角に折り返し、余った部分を重ねて折り返します。

太鼓の模様に折り目がつかないように、左右から内側に折ります。

ひっくり返したときに、太鼓部分が真ん中にくるようにします。

名古屋帯の場合は少し手順が複雑ですが、袋帯ならそれほど時間もかからずサッとたたむことができます。

刺繍が入っている場合は、その部分に折り目がつかないように工夫しましょう。

振袖の帯をたたむ前にするお手入れ

振袖の帯をたたむ前に、ちょっとしたチェックが必要です。

お手入れについて詳しく見ていきましょう。

帯の汚れをチェックする

振袖の帯を使い終わったら、必ず全体を確認しましょう。

正面にあたる部分は食事などで汚れが付きやすいので、食べこぼしなどがないか確認してください。

また、後面は雨が降ったときに雨染みができやすいところなので、雨の日に着用した場合はチェックしましょう。

裏面はカビが生えやすいので、変化がないか確認してください。

陰干しする

帯は湿気がこもりやすいので、たたんでしまう前にしっかりと乾かします。

その際、必ず陰干しにしてください。

和装ハンガーに吊るして、湿気を飛ばします。

ブラッシングする

和装用ブラシを使用してブラッシングしましょう。

汚れやほこりを取り除くことが目的です。

帯は振袖と違って頻繁にクリーニングに出す必要はありません。

ただし、汚れを放置していいというわけではないので、帯をチェックして異変を感じたらクリーニングに出すことをおすすめします☆

振袖の帯は購入・レンタルどっちがお得?

貯金箱

振袖の帯は購入するのとレンタルするのとどっちがお得なのでしょうか?

正直、とても気に入った帯を見つけたら購入するのも1つの方法です。

しかし、「振袖は決まったものがあるけれど、それに合う帯がない…」という場合は、ぜひレンタルを検討してみてください。

レンタルなら、普段選ばないような帯を選んで冒険することができます。

また、先ほどご紹介したようなお手入れ、保管などの必要もないので、振袖の管理だけきちんとしていればOKです。

保管しておく手間と、クリーニング代などを考えるとレンタルの方がお得!と言えそうです♪

帯などの小物もレンタルできる「ラブリス」の魅力

振袖専門店「ラブリス」では、振袖だけでなく、帯や小物だけのレンタルもできちゃうんです♪

振袖と小物類を一式そろえたい!という場合でも、帯や草履、バッグなどの小物は自由に選ぶことができます。

また、ママ振や姉振などお母さんやお姉さんが着た振袖を使いたいというときにも安心です。

https://labliss.net/new/wp-admin/post.php?post=5389&action=edit#edit_timestamp

ママ振や姉振でも、帯や小物を変えることで雰囲気がガラリと変わるのをご存知でしょうか?

特にラブリスは、ちょっぴり個性的な小物も取り扱っているので、同じ振袖とは思えないほどアレンジすることも可能です!

洋風な小物を取り入れて、ほかにはないオリジナリティあふれるコーデを作ることができるんです。

帯の種類も豊富でコーディネート無限大!小物で遊ぶならやっぱりラブリス♡

「帯のお手入れって大変そう…」そう思った子は、ぜひラブリスでレンタルを検討してみてくださいね☆

ラブリスなら、豊富なラインナップの中からお好きな帯を選ぶことができます♪

レンタルだから、帯の管理やお手入れは不要!

成人式で着た振袖を、違うシーンで着まわしたい!というときも、帯や小物を変えるだけで雰囲気が変わるし、ラブリスならそれが叶っちゃうんです♡

ラブリスで振袖や帯を探して、自由なコーディネートを楽しんでくださいね!

振袖の着付けにかかる時間はどれくらいなのでしょうか?

成人式の当日、振袖を着るために予約をしていたけれど、時間がかかりすぎて間に合わなかった…なんてことがないように、しっかりと時間の目安を確認しておきましょう♪

また、成人式の着付けを予約するときに気を付けたいことについてもご紹介します。

焦らず、余裕を持って成人式当日を迎えるためにもしっかりと確認してくださいね!

振袖の着付けにかかる時間の目安

メイク

「振袖の着付け」といっても着物を着るだけではありません。

ヘアメイクの時間も考えなければならないので、注意が必要です。

着付けとヘアメイク、トータルで1~2時間を設定しているところがほとんどです。

この時間の目安も、美容院によって異なりますので、事前にどれくらいの時間がかかるか聞いておくと安心です♪

成人式の着付け予約で注意すること

成人式当日の着付け予約で注意することをまとめました。

荷物をまとめてわかりやすくしておくこと

成人式当日、荷物を先に美容院などに預けておく場合もありますが、自分ですべての準備をしておかなければなりません。

振袖を着るときは、振袖のほかに和装小物が必要になります。

振袖を買うとき、またはレンタルするときに着付けに必要なものを聞いて、あらかじめ購入しておきましょう。

それらすべてを大きな手提げ袋や風呂敷、キャリーケースなどに入れて準備しておくと、当日バタバタしなくて済みますよ!

また、忘れ物をしてしまうと美容院に迷惑をかけてしまうので、必要なものは何度もチェックして忘れないようにしましょう。

脱ぎ着しやすい服を着る

美容院では、成人式当日はスタッフ総出で、流れ作業でどんどんヘアメイクと着付けが進められていきます。

基本的に、ヘアメイクを済ませてから着付けに取り掛かるため、脱ぎ着しやすい服装で来るように言われることが多いです。

言われなくても、セーターやスウェットのようなかぶりの服ではなく、ボタンやチャックで脱ぎ着できるタイプの服を着ていくと髪形を崩さずに済みます。

時間には余裕を持って予約すること

成人式が開催される時間に合わせて着付けの時間を決めることになりますが、時間には余裕を持って予約するようにしましょう。

美容院で、着付けとヘアメイクに1~2時間ほどかかるといわれても、実際に行ってみたら時間が押していたというケースもあります。

特に、雪が降ってしまって交通機関が乱れると予約の時間に間に合わない人も出てきて、時間が押してしまうことがあるのです。

そういうときでも余裕を持って着付けを終えられるように、時間を考えて予約しましょう。

ヘアメイクのイメージは事前に伝えておくこと

スマホを見て悩む女性

ヘアメイクのイメージは事前に聞いてくれるところがほとんどですが、聞いてもらえない場合は自分から事前に伝えておくか、当日すぐに伝えられるように写真などを用意しておくようにしましょう。

自分のイメージに近い画像があれば、それを持って行って美容師さんに見てもらうようにしましょう。

画像で見つからなかったら、簡単でよいのでイラストにしておくなど自分で伝えやすいように準備しておくと安心です。

成人式当日は美容院もバタバタしているので、細かい要望に応えるのが難しい場合があります。

わかりやすく伝えられる方法を考えておくと、理想どおりに仕上げてもらえるでしょう。

ヘアメイクの準備もしておくこと

成人式の着付けということで、ヘアメイクには頭が回らないという方もいるようですが、ヘアメイクで使ってもらいたいヘアアクセサリーやワックス、ヘアスプレー、メイク用品があれば事前に購入し、準備しておきましょう。

着物のほうに気を取られてしまってヘアメイクの準備をすっかり忘れてしまう…という方も結構いるようです。

ヘアメイクの準備もしなければならないということを覚えておいてくださいね♡

すっぴんで美容院に行くこと

美容院でヘアメイクをしてもらうので、基本的にすっぴんで美容院に行くことになります。

メイクを落としている時間はありません!

それを忘れてメイクをして行ってしまうと、その分時間がかかってしまうので、この点は特に気をつけましょう。

スムーズにヘアメイクと着付けを済ませるためにも、忘れないようにしましょう。

ラブリスなら成人式当日まで面倒見ちゃいます♪

成人式の振袖の着付けは、だいたい1~2時間くらいかかるというのが一般的です。

でも、時間は前後するので、当日は余裕を持って予約しましょう!

ラブリスは振袖専門店ですが、実は成人式当日までトータルサポートしているのをご存知でしょうか?

振袖の購入、またはレンタルだけでなく、写真撮影、成人式当日のヘアセット・メイクアップ・着付けまでぜーんぶまとめて予約できちゃうんです。

振袖のレンタル・購入だけじゃなくすべてをラブリスで予約できちゃうから、本当に楽ですよ!

振袖のレンタル&購入、当日のヘアメイク・着付けもラブリスにおまかせください♡

わからないことがありましたら、お気軽にお問い合わせくださいね♪

普段メガネでおしゃれを楽しんでいる女の子は、「メガネをかけて振袖を着てもいいの?」と思うかもしれません。

基本的に、振袖にメガネをかけるコーディネートはマナー違反にはなりません。それどころか、振袖コーデを格上げしたり、よりおしゃれに見せたりできる小物として注目されているんです!

そこで、今回は振袖に合うメガネ選びのポイントと、メガネに似合う振袖をご紹介します☆

振袖でもメガネはあり!

メガネ女子

振袖を着たいけど、普段メガネをかけているからどうしよう…なんて思っている子はいませんか?

振袖にメガネを合わせてもなんにも問題ありません。むしろ、グッとおしゃれ度がアップする、ほかの子とは少し違ったコーディネートが完成するのでおすすめなのです♪

振袖に合うメガネの選び方

振袖にはどんなメガネが合うのでしょうか?最近の流行と併せてみていきましょう。

トレンドのメガネを取り入れる

近年流行のメガネのフレームは、ウェリントンタイプ、ボストンタイプ、丸メガネです♪

ウェリントンは、フレームの上部が下部よりも少し長く、逆台形型と呼ばれる四角いフレームスクエアのようにカッチリしすぎないので、きつい印象になりにくいタイプ☆あらゆる顔タイプに合いますが、特に丸顔の人にピッタリです!着物と合わせるときはフレームが細いものを選ぶとなじみやすいですよ♪

ウェリントンと並ぶおすすめフレームはボストンです。ボストンは、オーバルよりも下が少し細くなったタイプのフレームで、オーバルだと少し個性的で取り入れにくいと感じる人にピッタリです。カジュアルなファッションに合わせやすいタイプですが、着物との相性も抜群☆顔立ちを柔らかく、優しい印象に見せてくれるでしょう。

近年、ちょっと個性的なコーデに合わせるメガネとして注目されているのがメタルフレームの丸メガネです。レトロな雰囲気で、かけるだけでグッとおしゃれになっちゃいます♪洋服のコーディネートのときに取り入れている子も多いのではないでしょうか。おしゃれな10代、20代のモデルさんがかけていたりして人気です♡

ウェリントンもボストンも丸メガネも、いずれも着物との相性もよくて、かけるだけで振袖を格上げしてくれるので、ぜひ試してみてくださいね!

好きな形のメガネならシンプルなものを!

流行のタイプもいいけれど、やっぱり自分に合った形がベスト!と思っている女の子には、自分に合ったメガネで勝負することをおすすめします☆

ただ、振袖に合わせるならフレームはごちゃごちゃしたものよりもシンプルなものが◎。テンプルの部分に柄が入ったものや個性的なメガネは振袖と合わせるとミスマッチになってしまうことがあります。

好きな形でも、シンプルなものを選んでみると振袖にもマッチしますよ!

振袖の中の色を取り入れるのもgood♡

おしゃれ上級者や芸能人がよく、服の中の色を小物に取り入れることがありますが、このテクニックは振袖×メガネでも真似できます!振袖の色や柄が決まったら、そこの色から1色選んでメガネのフレームに取り入れてみましょう♪振袖の中に入っている1色をメガネのフレームに取り入れることで、統一感が出ますし、おしゃれ度もアップします。

周りの人と差をつけた、おしゃれな振袖コーデを完成させたい女の子にはピッタリの方法です♪

メガネをかけるならこんな振袖がおすすめ!

ブルーのメガネ

メガネをかけるとき、どんな振袖を選んだらよいかわからないという子のために、メガネに合う振袖を選びました☆ぜひ参考にしてくださいね!

個性的レトロ派手色振袖

黄色動物柄の振袖

ちょっとレトロな柄と、個性的な色の組み合わせが斬新な振袖です。ゴールドメタルフレームの丸メガネをかけると一気にトレンド感あふれるコーデに仕上がります。

振袖にはなかなか合わせないようなビビットなブルーのベレー帽を取り入れることで、メガネでも違和感なくマッチします。

クラシカル孔雀振袖

緑孔雀柄の振袖

渋いグリーンのクラシカルな孔雀柄振袖。シックで、大人っぽい振袖なので、ブラックのウェリントンやボストンのメガネと相性抜群です!

ゴールドが入っているので、ゴールドメタルフレームの丸メガネにも合うでしょう♡

白×黒ストライプ花柄振袖

白黒ストライプの振袖

レトロでシンプルな振袖ですが、ストライプと花柄でモダンな印象です!髪をおろしてモデルさんのようなコーデをするなら、クラシカルなメガネが合いますよ♡

ゴールドやシルバーのメタルフレームの丸メガネや振袖の花柄の赤を1色取った赤フレームのメガネを合わせるのも素敵です♪

モダン・クラシカル・レトロが振袖+メガネのポイント

振袖とメガネの組み合わせは、振袖をよりおしゃれに見せてくれる素敵なコーディネートです。ちょっと勇気がいるかもしれませんが、振袖と合わせて見ると意外と似合うことに気が付くはずです。モダン・クラシカル・レトロのタイプの振袖やメガネを選ぶと間違いないでしょう☆

ラブリスでは、振袖を小物の一つひとつまでこだわって選べます。振袖にあまり合わせることがないような小物も、プロのスタッフが合うものを選んでトータルコーディネートしてくれるので安心です♡「メガネに合わせる振袖を選んでほしい」というご要望にも応えてくれますよ♪ぜひ、ラブリスに足を運んでくださいね!

振袖を雨や雪で汚さないための対策と言われても、普段着ないものだからあんまりぴんと来ないですよね。実は、今すぐできる準備や意外な振袖にぴったりな雨の日対策までいろいろあるんですよ♪

1. 会場まで車で送ってもらう

これは確実!電車の中や会場までの道のりを歩いている最中に足元が汚れてしまう心配ゼロです☆

成人式当日の家族のスケジュールを把握しておこう!

会場まで車で送ってもらう、となると必要不可欠なのが家族の協力。

特に女の子の成人式の日の朝はとっても早いので、着付けの時間によってはまだ暗いうちに家を出なきゃいけない場合があります。

着付けの会場までは送ってもらえても、成人式の時間には家族が誰もいない…!なんてことにならないように、成人式当日の家族のスケジュールはばっちり把握しておくことが大切!

自分の家族が忙しい時に頼れるのは友達の家族!

自分の家族がみんな仕事や学校で成人式の時間にどうしても車を出してもらえない…。そんなときは、友達に頼ってみましょう!成人式の会場が一緒で家も近所の友達の場合、当日の着付けの会場も一緒にしておくのがおすすめ!

着付けが終わった後、そのまま一緒に会場まで送ってもらっちゃいましょう♪

もちろん、友達の家族にはしっかりとお礼をしましょうね!

2. いつもより少し大きめの傘を持つ

カラフルな傘

振袖は思っているよりも幅があるので、いつも使っている傘じゃ帯や袖が濡れてしまうことも…。

振袖をきれいに保つために、大きめの傘は事前に準備しておくと安心♡

成人式当時の天気予報が晴れだとしても、もしかしたら予報が外れてしまっていきなり雨が降ってくるかもしれません。

当日に慌ててコンビニに駆け込んでみたけど、小さめの傘しかなかった…なんてことにならないように、必ず用意しておきましょうね!

傘も含めた全身コーデもおすすめ♡

成人式の日は会場の外でも写真を撮る機会がとっても多いです。それなのに、せっかくの振袖、きれいにセットしたヘアに普通の傘ってちょっぴり残念…。

振袖に合わせた色や柄の傘をもてば、傘も含めた完璧なコーデの完成!

普段は使わないような和柄の傘なんかもおすすめですよ♪

3. 雨天用の足元のアイテムを活用する

レイングッズ

雨で一番汚れがちなのが足元。見た目も汚くなるし、濡れた足袋はとっても気持ち悪い…。

足元の不快感を取り除くために、『雨天用草履』を履きましょう。

雨天用草履ってなーに?

雨天用草履とは、普通の草履のつま先から足の甲の半分あたりまで特別な透明のカバーがついた草履です。足の先を雨から守ってくれて、さらに防寒までしてくれるので寒い成人式の時期にはピッタリ!

草履だけじゃなく足袋だって雨の日仕様に

雨の日のおすすめアイテムは草履だけじゃないんですよ!なんと、防水の足袋だってあるんです!

一般的な足袋とは違う撥水性のある生地で作られているので、足の指まで濡れる心配なし◎

足袋に撥水スプレーをかければ足元は無敵!

防水の足袋だけじゃ少し不安かも…という方には防水スプレーをおすすめします♪

ただ、ここで注意なのは足袋をレンタルしている場合。会社によってはそういったスプレーや液体をかける行為がNGなところもあるので、事前にしっかり確認しておきましょう!

4. 雨天用のコートを着る

レインコート

え?振袖にコート?と思う方もいるかもしれませんが、振袖などの和服専用のコートというものがあってその種類にもいろいろあるんですよ♪

上下で分かれている2部式

一番しっかりと雨から振袖を守れるのはこのタイプ。

そして、振袖に負けないくらいきれいな作りになっているので、振袖だけのときとはまた違った純和風なスタイルになれますよ♡

小雨のときは上の部分だけ着る、などの応用もできてとっても便利!

気軽に着られるビニールタイプ

簡単に説明すると、レインコートの振袖バージョンです。

全体が透明のビニールでできているので振袖の色や柄がしっかり見えてかわいい!

気軽とはいえ100円均一やドラッグストアではほぼ置いていないので、事前に呉服屋さんで手に入れておくと安心です♪

雨が降ってもへっちゃら!振袖をきれいに着て楽しい1日を…♡

成人式の日に雨が降ってしまった場合の対策を4つ紹介しましたが、振袖の雨の日対策って意外とたくさんあるんです!

もちろん晴れてくれるのが一番ハッピー!だけど、もし雨が降ってしまったときはぜひこの記事を参考に雨の日でも楽しく1日を過ごしていただけたら嬉しいです♪

おしゃれな振袖の着こなしをするには、まずは下品に見えてしまう振袖の着方を知っておく必要があります!

1. 花魁スタイル

花魁スタイル

肩をがっつり出したいわゆる『花魁』のような振袖の着こなしは、個性的ではありますが下品な印象を与えてしまいますので要注意!

胸元までがっつり出すのはNG!

着物の正しい着こなし方として、うなじのあたりを少し見せる『抜け』というものはありますが、最近の成人式でよく見られる肩を全部出して胸元まで見えてしまうような着方は下品に見えてしまいます。

本物の花魁は『肌を見せずに色気を出す』

昔の花魁の写真を見るとわかるのですが、肌は一切露出していません。

現在『花魁スタイル』と言われている振袖の着方はドラマや漫画の影響で過度に肌を露出したニセモノ!間違った振袖の着方になってしまうので、下品に思われたくない方はやめたほうがいいですね…。

2. 意外!アクセサリーも下品に見えちゃう?!

イヤリング

一般的な振袖屋さんだと、下品に見えちゃうかもしれないってことで、振袖×アクセサリーはNGとしているところもあるんです…。

でも、アクセサリー選びをきちんとすれば、振袖にだってアクサセリーは合うんです♪

なかでもLABLISS(ラブリス)では振袖×アクセサリーでつくる新しい振袖の着こなしを提案してますよ♡

ラブリスはアパレルショップ特有の自由さが魅力☆

ラブリスは、着物だけを扱う呉服屋さんではなくアパレルショップなんです!

なので、『振袖』『和服』などの概念にとらわれない、ポップでカジュアルな自分だけのスタイルを見つけることができますよ♡

自分が求める『かわいい』をあきらめなくて大丈夫♪

他のお店ではなかなかできない振袖とアクセサリーの組み合わせ。

でも、やっぱり振袖にブレスレットや大ぶりのピアス、派手な色の髪飾りとかのほうがかわいいのに…!と思ってる方も多いはず。ラブリスでは、あなたの求める『かわいい』を見つけるお手伝いをしてくれます!

アクセサリーを足したら高くなりそう?そんな心配は0☆

振袖って、ただでさえ小物がすっごく多いんです…。そこにアクセサリーなんて足していったら普通はお値段が気になっちゃいますよね。

でも、ラブリスは製造から販売までを全部自社で行っているので、他のお店よりも低価格でいいものを選ぶことができるんです♡

それに、元々持っているアクセサリーを持っていけば、この振袖に「似合うアクセサリーはどれか?」「こうつけると今っぽくなる!」などアドバイスがもらえます。

お金のことを心配しなくていいのってすっごく嬉しい!

代々受け継いできた振袖と組み合わせることだってできちゃう☆

おばあちゃんやお母さんから譲り受けてきた振袖を着る予定の方もいるかと思います。そんな大切な振袖にアクセサリーや小物をプラスして、トレンドのスタイルにレベルアップすることだってできちゃうんです!

家族の思い出も自分の個性も両方大事にできるなんて素敵♡

下品に見えないか心配なら専門スタッフに相談

小物のチョイス

おしゃれでかわいい振袖の着こなしをしたいけど、普通の洋服と違って何と何を合わせればいいのか、どうしたら下品に見えないか、など自分だけじゃわからないことがたくさん…。

ラブリスのスタッフがしっかりアドバイス!

振袖初心者には、わからないことがたくさん!ラブリスではアクセサリーなどの小物を含めたかわいい振袖のコーデ選びをスタッフがしっかりアドバイスしてくれるんです♪

自分では思いつかないような組み合わせも教えてくれるので、振袖選びがどんどん楽しくなっちゃいますよ♡

間違った振袖の着方もきちんと教えてもらえる

先ほど紹介したような『花魁風』など、振袖は個性を出そうとすると間違って下品に見えてしまったり残念に見えてしまうことも多くて、難しい…。

専門的な知識をしっかりと持ったスタッフにしっかり見てもらいながらコーディネートすれば、そんな失敗の可能性はゼロ☆

実際にアイテムを見るとどんどん夢が膨らむ…♡

ラブリスの店舗には今っぽい振袖がたくさん展示してあるので、見に行くだけでも女の子なら絶対に胸がわくわくすること間違いなし!

サイトやカタログで見るよりも、実際に見たほうがイメージしやすい☆

店舗もおしゃれでとっても入りやすいので、気張らずに行けると思いますよっ♪

専門的なアドバイスをもらいながら、あなただけの振袖コーデを楽しもう♡

振袖って、思ったよりもおしゃれを楽しめるんですよっ!

自分のセンスに自信がない…下品になっちゃったらどうしよう…なんて不安に感じている方も、実際に店舗に行って、自分がときめいたアイテムをプロのアドバイスのもとに組み合わせれば、だれにも負けない一生の思い出に残る振袖コーデが出来ちゃいます♡

手持ちの振袖を美容院などで着付けする場合、自宅から振袖を持参することになりますが、持ち運び方が乱雑だと大事な振袖にシワが寄ってしまいます。

着付けをした瞬間から振袖にシワがあったらガッカリしてしまうので、振袖の持ち運びには十分気を付けなければいけません!

そこで今回は、絶対にシワを作らない振袖の上手な持ち運び方を紹介します♡

着物バッグや風呂敷を使うのがベスト!振袖を持ち運ぶ3つの方法

バッグを持つ女性

振袖を持って移動するときは、着物バッグや風呂敷、スーツケースなどに入れて丁寧に持ち運びましょう!

それぞれの入れ物の特徴をまとめたので、これから用意する人はぜひ参考にしてみてくださいね♡

1. 繰り返し使うなら専用の着物バッグが便利!

今後も繰り返し振袖を着る予定があるのなら、専用の着物バッグを用意するのがおすすめです♪

仕様はメーカーによって違いますが、畳んだ着物や帯がすっぽり収まる寸法になっているのはもちろん、草履や小物を収納できるポケットもついていて、着付けに必要な道具一式をこれ1つで持ち運べます。

内部には着物や帯が動かないようにするベルトがついているので、しっかり固定した状態で持ち運びましょう。

ポケットがついていないタイプの場合は、帯と振袖、肌着、足袋などを重ねた上に小物をのせ、長襦袢でくるんでから附属のゴムバンドで固定すればOKです☆

ただ、内部にすき間があると着物や小物が動いてシワができやすいので、ハンカチなどで余分なスペースを埋めておきましょう。小物についてはあらかじめ巾着袋などにまとめて入れておくと、動きを最小限に押さえられますよ♪

2. 手軽な風呂敷も振袖の持ち運びに大活躍!

振袖を風呂敷に包んで持ち運ぶのは昔からある方法のひとつ。

着物バッグを購入するより手軽ですし、見た目にもきれいなので、今でも風呂敷に振袖を包んで持ち運ぶ人はたくさんいます。

風呂敷に包むときは、帯・長襦袢・着物・帯揚げ・帯締めの順で重ねて、中央に乗せます。あとは向かいの角を取って本結びにするだけですが、風呂敷と振袖の間に余計なスペースができないよう、ぴったり包むのがポイント☆

もし風呂敷の布が余ってしまうようなら、シワにならないように中に織り込んでおくとすっきりまとまりますよ♪

できあがった風呂敷包みは水平に持つのが決まりですが、そのままだと移動しにくいので、紙袋に入れると持ち運びに便利です!

3. 着物バッグの代用にできる!スーツケース&キャリーケース

スーツケースやキャリーケースは荷物を押さえるゴムバンドが内蔵されているので、着物バッグの代用として活用できます。

使い方は基本的に着物バッグと同じですが、スーツケースやキャリーケースは小型の物でも容量が多いので、すき間にはタオルや新聞紙などを詰めて着物が動かないようにしましょう。

また、移動時は段差に要注意!ケースが大きく揺れるとシワの原因になるので、いつもより慎重に扱うことが大切です☆

シワを作らない!振袖を持ち運ぶときの簡単な畳み方

振袖は正しい方法で畳めばシワを作らずに持ち運びできます!

初めての人でも簡単に畳める方法を紹介しましょう♪

  1. 自分から見て肩山がある方を左側にして平らに広げ、下前のおくみをおくみ付けの縫い目を境にして手前に折り返します。
  2. 衿肩まわりの衿を内側に折った状態で、下前身ごろ上前身ごろをぴたりと重ねます。このとき、おくみと衿をぴたりと合わせるのがポイントです☆
  3. 上前身ごろの脇縫いを下前身ごろの脇線に合わせて重ねます。同じように、右袖に左袖を重ねます。
  4. 左袖を後ろ身ごろの上に重ねたら、裾を肩山の方に折り返すようにして2つ折りにします。
  5. 右袖を身ごろの下に折りたたみ、さらに丈を畳んで三つ折りにしたら完成です♪

雨や手の汚れに要注意!振袖を持ち運びする際に注意したいポイント

傘

振袖を持ち運びするときは、生地を傷めないよう、2つのポイントに注意しましょう☆

1. 天気が悪いときは雨対策を!

振袖の生地はとてもデリケートで、少しでも雨に濡れるとシミやシワができる原因になってしまいます。

着物バッグやキャリーケースなら内部に雨がしみる心配はありませんが、風呂敷を利用する場合はビニール袋などにしっかり包んでから持ち運ぶようにしましょう!

2. 振袖を畳むときは清潔な手で取り扱いましょう

振袖を畳むときは、必ず事前に手を洗うのがルール!汚れはもちろん、水気もよく拭き取ってから振袖に触るようにしましょう。

また、手洗い後に乾燥防止でハンドクリームをつけている人も多いと思いますが、油分を含むクリームも振袖にシミを作る原因になってしまいます!

振袖を畳むときはハンドクリームをつけないようにするか、または絹の手袋をつけて取り扱うとシミやシワを作らずに済みますよ♪

振袖は収納や畳み方に気を付ければシワを作らずに持ち運びできる♪

振袖は取り扱いが難しいと思われがちですが、着物を収納するバッグやたたみ方に気を付ければシワを作らずに持ち運べます♪

バッグの中は余計なスペースができないように注意し、移動時はていねいに持ち歩けばきれいな状態のまま美容院に持って行けますよ♡

振袖の着付けにはいろいろな小物を使いますが、今回紹介する「三重仮紐」もそのうちのひとつです。

普通に振袖を着るだけなら三重仮紐は使用しないので存在を知らない人も多いのですが、実は振袖姿をより華やかにしたいときは必要不可欠なアイテムなんです☆

三重組紐の用途や使い方、作り方を知って、魅力的な振袖姿を目指しましょう♡

帯の変わり結びに必須!三重仮紐の基礎知識

三十仮紐

振袖の帯結びには、結び目が小さなリボンのように見える文庫結び、長方形の帯の形をそのまま活かしたお太鼓結びといったスタンダードな物のほかに、バラや蝶をイメージしたちょっと変わった結び方があります。

これを変わり結びといい、基本結びに比べて個性的で華やかな見た目になることから、成人式の着付けでも大人気です☆

そんな変わり結びを作るのに必要不可欠なのが「三重仮紐」!

ぱっと見た感じでは普通のゴム紐に見えますが、実は中央部分のゴムが三重になっていて、間に帯を挟むことでいろいろな変わり結びを作ることができるんです♡

三重仮紐の使い方☆使った花結び・ふくら雀の作り方を紹介

三重仮紐の使い方は簡単で、ゴムが重なっている部分を背中に当てて、両端の紐の部分を体の前に回して結ぶだけです。

あとは変わり結びの種類に合わせて帯を挟んでいきますが、やり方によっていろいろな結び方ができます。

ここでは一例として、可憐な花結びの作り方と、羽根を伸ばした様子がかわいらしいふくら雀の結び方を紹介します♡

ハレの日の振袖にぴったり!華やかな花結びの作り方

名前のとおり、帯で花を作る花結びは見た目がとてもキュートなので、変わり結びの中でも特に人気があります♡

モチーフにした花の種類だけいろいろな結び方がありますが、ここでは簡単に作れるものを紹介します。

  1. たれ先が上になるようにして帯の上線で結び、三重仮紐をつけます。
  2. たれ元で3つの山ひだを作って羽根にし、ゴムで固定してから三重仮紐の2本目に挟みます。
  3. 2と同じ要領で反対側にも羽根を作って、一番手前の三重仮紐を使って先に作った羽根と一緒にたすき掛けのようにします。
  4. 残ったたれで三つ山ひだを作って、真ん中の三重仮紐で止めます。
  5. ひだの下に帯枕を入れて、手先で逆箱ひだを作って、一番奥の三重仮紐で止めます。
  6. 一番手前の羽根に帯締めを通して体の前で締めたら、羽根の形を整えて完成です♪

羽根を広げた形がかわいい♡ふくら雀の結び方

ふくら雀とは、冬場のすずめが全身の羽根をふくらませて寒さをしのいでいる姿をモチーフにした結び方のことです。

名前もかわいいですが、完成した変わり結びも名前のとおりふっくらして女の子らしい見た目になりますよ☆

  1. 帯板を当てたら柄止まりが背中の中心に来るように調整して、二度帯を巻きます。このとき手のひら4つ分を手先の長さにして、たれ先が上になるように結びます。
  2. 結び側のたれを使って、結び目近くで山ひだを2つ作って羽根をとります。ゴム止めしたら三重仮紐で押さえます。
  3. 手先を折り返して、逆側に2と同じ要領で羽根を作り、三重仮紐で押さえます。
  4. 左右の羽根が交差している部分に帯枕を乗せて、体の前で結びます。このとき、三重仮紐を外します。
  5. 帯枕に帯揚げをかけて結び、たれを使って帯枕と同じ幅の箱ひだを作ります。
  6. 箱ひだに紐をかけて、羽根と背中の間に通して体の前で結びます。
  7. 帯の幅の下でたれを折り上げて帯締めを通します。
  8. 帯の裏側の部分を中に入れて、全体を整えたら完成です♪

ゴムと紐があれば簡単!三重仮紐を手作りする方法

ソーイング

三重仮紐はシンプルな構造なので、材料さえ揃えれば家にある裁縫道具でも簡単に手作りできます♪

用意する材料は、長さ30cm×幅2~2.5cmのゴム紐3本と、ゴム紐と同じくらいの幅がある長さ70cmの伸び止めテープ2本です。

ゴム紐は長さ1mの物が手芸屋さんや100円ショップで売っているので、それを3つにカットして使いましょう☆手前と中央のゴム紐は少し余裕を持たせるために、一番奥の紐よりほんの少し長めに取っておくのがおすすめです。

まず伸び止めテープの端1cmくらいを2本のゴム紐の間にはさんだ状態で縫い止めます。反対側にはもう1本の伸び止めテープを同じように縫い止めます。

あとは残り2本のゴム紐を重ねて縫い付ければ完成です♪

ゴム紐やテープの端のほつれが気になる場合は、ほつれ止め溶液を塗っておくといいですよ☆

変わり結びにチャレンジするなら、三重仮紐を用意しよう!

ベーシックな帯結びも素敵ですが、個性的な変わり結びは振袖の後ろ姿を華やかにしてくれるので、成人式にぴったりです☆

三重仮紐は自作することも可能ですが、市販品に比べるとほつれや強度に不安があるので、お店で買った方が安心です。

ラブリスならセット販売だけでなく、振袖や小物のばら売りにも対応しているので、三重仮紐と一緒に好きな帯を選んで自由にアレンジできますよ♪

成人式の会場に行くまでの手段は人それぞれですが、多くの人が電車を利用するようです。

車だと渋滞に巻き込まれて間に合わなくなる可能性がありますし、自治体によっては成人の日限定で新成人が電車を無料で使えるフリーパスを配布しているところも☆

ただ、電車を利用するときに気になるのが振袖の着崩れです。会場に着く前にシワやたるみができてしまうのは絶対に避けたいところ。

そこで今回は、振袖を着て電車に乗るときに気を付けたいポイントをまとめました!

階段の上り下りや座り方にはコツがある!振袖で電車に乗るときに注意したい4つのポイント

電車で成人式の会場まで行く場合、特に注意したいのが階段の上り下りと車内での座り方です。

洋服のときとは勝手が違うので、着崩れしないためのコツを4つお教えします☆

ポイント1. 階段の上り下りでは袖と裾を踏まないように注意!

振袖は裾と袖が長く作られているので、階段の上り下りでは足元に注意しないとうっかり裾や袖を踏んでしまうことがあります。

特に段差のある階段では袖を踏んでしまいやすいので、袖は階段の手前であらかじめ重ねて左手に掛けておきましょう。

裾は空いた右手で少しだけ持ち上げると、スムーズに移動しやすくなります♡

持ち上げる高さは足首より少し上くらいで、ふくらはぎは見えないように注意します。

エレベーターやエスカレーターがあるときは優先的に使うのがおすすめですが、エスカレーターでは裾や袖が巻き込まれないように気を付けましょう!

ポイント2. 電車で座るときは浅めに腰掛けるのが大切!

電車

慣れない振袖を着ていると疲れるので、つい背もたれに寄りかかりたくなりますが、背中と椅子にはさまれると帯がぺちゃんこになってしまいます。

電車で座るときは浅めに腰掛けて、背筋はまっすぐ伸ばしておきましょう☆

バッグを背もたれと背中の間に置いておけば、ストッパーになって帯のつぶれも防げますよ♪

ただ、体の後ろにバッグを置いておくと降りるときにうっかり忘れてしまいやすいので要注意です。

袖はそのままの状態だと床に流れてしまうので、重ねて膝の上に置いておきましょう☆

ポイント3. つり革につかまるときは袖口を押さえる!

電車が混雑していて席に座れなかった場合、つり革につかまって移動することになりますが、腕を上げると袖口が大きくずり下がってしまいます。

二の腕が見えると少しだらしない印象になってしまうので、空いた方の手で袖口が下がりすぎないよう押さえておきましょう☆

ポイント4. 前屈みになるときはあわてずに行動を!

立っている間にバッグなどを落としてしまった場合、さっと前屈みになると着崩れの原因になります。

まずは袖を片手で重ねてから、上前を押さえつつ、体をななめにした状態で腰をゆっくり落としましょう。

荷物が多いと落としてしまいやすいので、1つのバッグにまとめておくのがおすすめですよ♪

もしものときのために崩れの直し方を覚えておく!

振袖の着付けはデリケート。どんなに気を付けていても着崩れてしまうことはあります。

もしものときに備えて、その場で着崩れを直す方法を覚えておきましょう☆

衿元のゆるみは身八つ口から手を入れて直す

衿元

電車のつり革につかまるときに腕を高く上げると、生地が上に引っ張られて衿元にゆるみができる原因になります。

衿元がゆるんでしまったら、袖付けの下にある身八つ口というところから手を差し込んで、下前の衿を胸紐に挟み込みましょう。

上前の衿は衿元を押さえながら下に引き、あとはおはしょりを整えればゆるんだ衿元をきれいに戻せます☆

腰回りのたるみはおはしょりを持ち上げて直す

電車に座ったり、階段を上り下りしたりすると腰回りにたるみが出来やすくなります。

ゆるみやたるみが気になってきたら、腰紐の上にあるおはしょりを持って、たるんでいる部分をすっと引き上げます。

あとは腰回りをなでつけて、シワができないように整えれば完成!

おはしょりを引き上げすぎると裾の丈が短くなりすぎたり、新たなシワができる原因になったりするので注意しましょう☆

正しい座り方や階段の上り下りを知っていれば振袖で電車に乗るのも怖くない!

振袖で電車に乗るのは初めて…という人にとって「着崩れしないかな」「シワができたらどうしよう」といった悩みはつきものです。

でも正しい座り方や階段の上り下りの仕方を知っていれば、電車に乗っても着崩れする心配はありません☆

もしちょっとしたシワや着崩れができてしまっても、軽いものならその場ですぐに直せます♡安心して電車に乗りましょう♪

袋帯はいろいろな結び方があり、自分の好みや振袖の雰囲気に合わせて選べるのも楽しみのひとつです☆

基本的な結び方のほかに、アレンジを加えた変わり結びもたくさんあるので、着付師さんと相談して自分にぴったりの結び方を選びましょう!

今回は着付け初心者にもチャレンジしやすい、基本的な結び方「文庫結び」「立て矢結び」と変わり結び「ふくら雀」の結び方をご紹介します♪

初心者でも簡単!振袖の帯の基本的な結び方

結ぶ

帯の結び方は「文庫結び」「立て矢結び」「お太鼓結び」の3つが基本形とされています。

このうち、一重太鼓や二重太鼓と呼ばれるお太鼓結びは見た目がシンプルなので、成人式のような晴れやかな場ではあまり見掛けません。

そのため、今回は文庫結びと立て矢結びの2つの結び方を紹介します☆

練習すれば1人でもできる!文庫結びの結び方

文庫結びは基本結びの中でも手軽に結べる方法なので、練習すれば1人でも結べるようになります♡

帯の巻き方は関東と関西で巻き方の向きに違いがありますが、今回は関東風の結び方の手順を教えます☆

  1. 手先の長さを帯幅の3倍程度を目安に取り、輪っかを上にして二つ折りにしたものをクリップで体の中央にとめます。
  2. 帯を2巻きして締めたら、たれを内側に折り上げて三角の形にし、手先が上に来るように結びます。
  3. たれを内側に二度折り込んで羽根を作ったら、中央を持って谷折りにし、2つ山ひだを作ります。
  4. 結び目の下から手先を2回通し、上方向にしっかり引っ張ったら、帯と帯板の間に入れ込んで下から引きます。
  5. 手先を広げて帯の中に入れ込み、羽根の形を整えます。
  6. 帯の結び目の上と左脇の帯下を持って時計回りに回し、羽根を背中に回したら完成♪

存在感抜群!立て矢結びの結び方

羽根をななめにした立て矢結びは、蝶結びのようなかわいらしさと、立体感のあるゴージャスさをあわせ持った結び方です。

帯そのもののインパクトが大きいので、シンプルな振袖や背の高い人におすすめです☆

  1. 帯板を当て、柄止まりを左脇に合わせたら、手先を上にして2巻きします。
  2. たれ先を三角形に折り上げ、帯の上線で手先が上にくるように一結びします。
  3. 巻いたタオルを羽根と平行になるように羽根の間に入れます。羽根の大きさは上羽根が左肩から5cm程度、下羽根はおはしょりの下線を目安にします。
  4. 羽根の間に入れたタオルを軸にして羽根の中心を作り、紐をたすき掛けして固定します。
  5. 羽根の中心に帯揚げをかけて体の前で結び、手先をおろして余った分を帯の上線から中に入れ込みます。
  6. 羽根の下部分の手先に帯締めを通し、体の前で結んでから全体の形を整えれば完成です♪

モチーフのあるアレンジ結びはとっても個性的!変わり結びの結び方

上で紹介した基本結びをベースにした変わり結びはバリエーションが豊富で、振袖姿の個性を引き出すポイントになっています。

いろいろなモチーフがあるので、振袖のイメージに合ったものをチョイスしましょう♪

ここでは代表的な変わり結びの方法であるふくら結びのやり方を紹介します☆

古典的なムード満点!ふくら雀の結び方

ふくら雀

ふくら雀とは、寒さに耐えようと羽根をいっぱいにふくらませている雀の姿をモチーフにした結び方です。

名前のとおり、お太鼓の部分がふっくらしていて、女性らしい丸みのあるやさしい仕上がりになります☆

お太鼓の大きさを変えればどんな体型にも似合うので万人向けですよ♪

  1. 手幅4つ分の長さを手先として、帯板を当ててから柄止まりを背中心にして2巻きします。
  2. 帯の上線でたれ先が上になるように一結びします。
  3. 結び側のたれで羽根を作り、2つ山ひだをとってゴム留めし、三重仮紐で押さえます。羽根の大きさは肩から少しはみ出るくらいが目安です。
  4. 手先で3と同じ要領で羽根を作り、三重仮紐で押さえます。
  5. 羽根が交わる部分に帯枕をのせて結び、仮紐をはずします。
  6. 帯枕に帯揚げをかけて前で結んだら、帯枕と同じくらいの幅の箱ひだを下で作ります。
  7. 箱ひだを作ったたれに紐をかけて羽根と背中の間に通し、体の前で結びます。
  8. 帯の幅の下1/3くらいのところでたれを折り上げ、帯締めを通して結んでお太鼓を作ります。あとは帯の裏側の部分を中に入れ込んでお太鼓を広げ、羽根を整えたら完成です!

帯の結び方はバリエーション豊富!振袖のイメージに合わせてベストな結び方を選ぼう

帯の結び方は、簡単な基本結びのほかに、アレンジをこらした変わり結びもたくさんあります。基本的には好きなものを選んでOKですが、振袖の色や柄のバランスを考えるとよりきれいにまとまりますよ♪

着付師さんや振袖を扱うお店の人ならどの振袖にどんな結び方が合うかを熟知しているので、結び方選びに困ったらぜひ相談してみてくださいね♡

振袖姿で記念撮影するのは、成人式の日の大きな楽しみの1つ。いつもと違う華やかな姿に、テンションが上がること間違いありません♡

ただ、成人式の着付けはちょっと大変。ヘアセットとの時間を合わせると3時間以上かかってしまうこともあります。

今回は振袖の着付けの順番についてご紹介します。実際に振袖を着る前に予習しておくと安心ですよ♡

着付けに必要なアイテムは全部で18個♡

着付けに必要なアイテムは、全部で18個あります。

まず、補正に必要になってくるのが「和服用下着」「足袋」「肌襦袢」「裾除け」「補正用タオル」などです。これらでシルエットを整えた後は、「長襦袢」や「半衿」「衿しん」「腰ひも」「伊達締め」などで着付けを進めていきます。

最後に、着物を合わせ「帯」を「帯板」や「帯揚げ」、「帯まくら」などを使いながら整えたら着付けは完成です。「帯締め」で固定し、「履物」を履いたら着付けは完成☆よりスムーズに着付けをするために、「着物クリップ」を使う場合が多いです☆

1. 補正下着やタオルで体型を補正して肌襦袢を羽織る

タオル

まずは、補正下着やタオルなどで体型を補正して、肌襦袢を羽織りましょう♪

次に半衿付きの襦袢を羽織るんですが、このとき半衿には衿しんを通しておくことを忘れないようにしましょうね。

2. 腰ひもを巻いたあとは伊達締めを巻く

バストよりやや下目の位置に腰ひもを一本巻いたら、その上から伊達締めを巻いていきましょう。

振袖を羽織り着丈を決めたら、腰ひもで位置を固定してください♪

このとき、腰ひもを使用せずにコーリンベルトを使う人も多いんですよ!

3. 帯を結ぶときはキツさに注意

上半身のだぶつきやシワを綺麗に整えたら、いよいよ帯を結ぶステップです♪腰ひもを結び、伊達締めを結んだ後、上から帯を合わせていきましょう。

このとき、帯の先(手先)を肩にかけて置き、歪んでしまわないように帯を巻きます。後ろで帯を結んだら、帯締めと帯揚げを結び着付けは完成です。

帯を結ぶときは、キツさに注意してくださいね☆

帯はキツすぎると気分が悪くなっちゃうことがあります。腰ひもの結び目が体に食い込んでいないかなどを、着付けをしてくれる人に報告しておくと安心ですよ。

帯は緩すぎると着崩れしてしまう原因になります。丁度よいキツさを、着付けをしてくれる人と相談しながら決めていきましょう♡

帯には、さまざまな結び方があるので、自分の振袖に合った結び方を予習しておくといいですね♪

基本の結び方は「文庫結び」「立て矢結び」「二重お太鼓結び」

文庫結びはリボン型に見える結び方のことで、控えめで清楚な印象を与えるんです♡

文庫結びは、江戸時代の武家の娘が結んでいた結び方であるといわれていて、振袖をシンプルに着こなしたいという人におすすめの結び方です♡

最後に立て矢結びは蝶結びを斜めにしたように見える帯の締め方です。この結び方は、江戸時代に大奥の腰元がしていた結び方といわれており、華やかな装いにぴったりですっ♪

二重お太鼓結びは「ふくら雀」と呼ばれる帯の結び方から派生した結び方といわれています。ふっくらと上品な帯の結び方は、後ろ姿をより美しく見せてくれます♡

振袖を着て電車や車に乗るときには、背もたれにべったりと背中を付けないように注意しましょう♪ せっかくの帯びの結び目が崩れてしまい、着崩れに繋がります☆

前撮りにおすすめな時期は2・3月か春秋

撮影

自分にぴったりな可愛い振袖を見つけたら、前撮りをしましょう♪

1年を通して前撮りはできますが、おすすめなのは2、3月か4〜6月の春から初夏、9〜11月の秋です☆

2・3月は写真館の予約が取りやすい

成人式が終わった、2、3月は写真館の予約が取りやすい時期です。そのため、自分のスケジュールに合わせて、前撮りができますよ♪

さらに3月なら、気温も暖かくなるので、屋外の撮影にもぴったり☆万が一前撮りに失敗しても、成人式までまだまだ日にちがあるから、撮り直しも利きますね!

春・秋は気候が落ち着いていて屋外で撮影しやすい

3月と同じで、4〜6月、9〜11月は屋外でも撮影しやすいシーズン♪

4〜6月は爽やかな新緑が、9〜11月はシックで落ち着いた雰囲気の紅葉が色鮮やかなので、着物とのコントラストがよりはっきりと映りますよ☆

振袖の着付けの順番をしっかり予習!本番に備えて☆

振袖の着付けをするときには、たくさんのステップを踏まなくてはいけません。そのぶん、時間がかかってしまうこともありますが、振袖を着用した姿は上品で女性らしく、テンションが上がること間違いなし☆

振袖を着用する前に、振袖の着付けの順序や必要なアイテム、帯の結び方について予習をし、成人式当日に備えておくと安心です♪