車だと渋滞に巻き込まれて間に合わなくなる可能性がありますし、自治体によっては成人の日限定で新成人が電車を無料で使えるフリーパスを配布しているところも☆
ただ、電車を利用するときに気になるのが振袖の着崩れです。会場に着く前にシワやたるみができてしまうのは絶対に避けたいところ。
そこで今回は、振袖を着て電車に乗るときに気を付けたいポイントをまとめました!
階段の上り下りや座り方にはコツがある!振袖で電車に乗るときに注意したい4つのポイント
電車で成人式の会場まで行く場合、特に注意したいのが階段の上り下りと車内での座り方です。
洋服のときとは勝手が違うので、着崩れしないためのコツを4つお教えします☆
ポイント1. 階段の上り下りでは袖と裾を踏まないように注意!
振袖は裾と袖が長く作られているので、階段の上り下りでは足元に注意しないとうっかり裾や袖を踏んでしまうことがあります。
特に段差のある階段では袖を踏んでしまいやすいので、袖は階段の手前であらかじめ重ねて左手に掛けておきましょう。
裾は空いた右手で少しだけ持ち上げると、スムーズに移動しやすくなります♡
持ち上げる高さは足首より少し上くらいで、ふくらはぎは見えないように注意します。
エレベーターやエスカレーターがあるときは優先的に使うのがおすすめですが、エスカレーターでは裾や袖が巻き込まれないように気を付けましょう!
ポイント2. 電車で座るときは浅めに腰掛けるのが大切!
慣れない振袖を着ていると疲れるので、つい背もたれに寄りかかりたくなりますが、背中と椅子にはさまれると帯がぺちゃんこになってしまいます。
電車で座るときは浅めに腰掛けて、背筋はまっすぐ伸ばしておきましょう☆
バッグを背もたれと背中の間に置いておけば、ストッパーになって帯のつぶれも防げますよ♪
ただ、体の後ろにバッグを置いておくと降りるときにうっかり忘れてしまいやすいので要注意です。
袖はそのままの状態だと床に流れてしまうので、重ねて膝の上に置いておきましょう☆
ポイント3. つり革につかまるときは袖口を押さえる!
電車が混雑していて席に座れなかった場合、つり革につかまって移動することになりますが、腕を上げると袖口が大きくずり下がってしまいます。
二の腕が見えると少しだらしない印象になってしまうので、空いた方の手で袖口が下がりすぎないよう押さえておきましょう☆
ポイント4. 前屈みになるときはあわてずに行動を!
立っている間にバッグなどを落としてしまった場合、さっと前屈みになると着崩れの原因になります。
まずは袖を片手で重ねてから、上前を押さえつつ、体をななめにした状態で腰をゆっくり落としましょう。
荷物が多いと落としてしまいやすいので、1つのバッグにまとめておくのがおすすめですよ♪
もしものときのために崩れの直し方を覚えておく!
振袖の着付けはデリケート。どんなに気を付けていても着崩れてしまうことはあります。
もしものときに備えて、その場で着崩れを直す方法を覚えておきましょう☆
衿元のゆるみは身八つ口から手を入れて直す
電車のつり革につかまるときに腕を高く上げると、生地が上に引っ張られて衿元にゆるみができる原因になります。
衿元がゆるんでしまったら、袖付けの下にある身八つ口というところから手を差し込んで、下前の衿を胸紐に挟み込みましょう。
上前の衿は衿元を押さえながら下に引き、あとはおはしょりを整えればゆるんだ衿元をきれいに戻せます☆
腰回りのたるみはおはしょりを持ち上げて直す
電車に座ったり、階段を上り下りしたりすると腰回りにたるみが出来やすくなります。
ゆるみやたるみが気になってきたら、腰紐の上にあるおはしょりを持って、たるんでいる部分をすっと引き上げます。
あとは腰回りをなでつけて、シワができないように整えれば完成!
おはしょりを引き上げすぎると裾の丈が短くなりすぎたり、新たなシワができる原因になったりするので注意しましょう☆
正しい座り方や階段の上り下りを知っていれば振袖で電車に乗るのも怖くない!
振袖で電車に乗るのは初めて…という人にとって「着崩れしないかな」「シワができたらどうしよう」といった悩みはつきものです。
でも正しい座り方や階段の上り下りの仕方を知っていれば、電車に乗っても着崩れする心配はありません☆
もしちょっとしたシワや着崩れができてしまっても、軽いものならその場ですぐに直せます♡安心して電車に乗りましょう♪