2019年9月11日

振袖と訪問着の違いって?知らずには大人になれない知識を紹介♪

振袖と訪問着の違いって?知らずには大人になれない知識を紹介♪

女性の礼装として古くから親しまれている振袖と訪問着。見た目が少し違うことはよく知られていますが、はっきりとした違いを説明できる人は少ないのではないでしょうか?

そこで今回は、振袖と訪問着の違いを分かりやすくまとめました♪

振袖は婚礼や成人式などに着用する女性の第一礼装☆

振袖は女性の礼装の中でも特に格式の高い第一礼装にあたります。身頃と袖の縫い付け部分を少なくすることで、名前のとおり、振ることができるほど長い袖なのが特徴です☆

色や柄、模様は振袖によってさまざまですが、基本的に肩から袖、裾にいたるまで華やかに彩られているものが多く、見た目のゴージャス感はピカイチです♪

そのため、結婚式や式典、フォーマルなパーティーなどかしこまった場所に着ていくのが一般的ですが、振袖には3つの種類があって、それぞれ着ていくシーンに違いがあります。

一番格式の高い大振袖

袖丈が105~120cm前後ある大振袖は、振袖の中でも一番格式が高い着物です。

長い裾を引きずる様子から、「引き振袖」とも呼ばれています。

結婚式で花嫁さんがお色直しで着たり、披露宴で着用したりするのが一般的ですが、最近は成人式に着る人も増えてきていますよ☆

成人式で最もスタンダードな中振袖

赤の振袖

袖丈が100cmほどの中振袖は、成人式で着る定番の振袖。大振袖に比べるとやや格式は下がるものの、袖が短いぶん動きやすいところが好まれています♪

また、大振袖は花嫁衣装というイメージが強いので、友人や親戚の結婚式にゲストとして参加するときは、花嫁さんとかぶらないよう、中振袖を着ていくのがマナーです☆

卒業式の定番!小振袖

小振袖は袖丈が60~80cm程度と短く、袴やブーツと合わせやすい振袖。大学の卒業式に着用するパターンが多いですが、その他にもカジュアルなパーティーや観劇などにも着ていける便利な振袖です♪

ちなみに大学の卒業式には、成人式などで着用した中振袖を袴と合わせて出席する人もいますよ!

以上、3種類の振袖を紹介しましたが、どれも女性の正装であることに違いはないので、幅広いシーンで活用できるのが特徴です♡

ただ、振袖を着られるのは未婚の女性だけで、結婚したら黒留袖または色留袖を着ることになります。

訪問着は女性なら誰でも着られる準礼装!

未婚の女性しか着られない振袖に対して、訪問着は年齢や未婚・既婚に関係なく着られるオールマイティな着物。振袖に比べると柄や模様は少しおとなしめですが、胸元や袖にもきれいな模様があしらわれていて、エレガントな装いになります♪

柄が着物全体にちりばめられている振袖と違って、訪問着はすべての柄がひとつにつながる「絵羽付け」になっていて、広げたときに一枚絵のようになるところが魅力です♡

披露宴やクラス会など訪問着は幅広いシーンで活躍☆

お茶をたてる

訪問着も正装に準ずる「準礼装」なので、結婚披露宴に招待されたときやパーティー、お茶会、クラス会、観劇など、きちんとした服装をしていきたいときに大活躍します☆

結婚していても着られるので、お宮参りや七五三、入学式、卒業式といった子ども関連の行事にも着用できます。そのため、独身の頃に着用した振袖を訪問着にリメイクして愛用している人もたくさんいるようですよっ♪

結婚後に着用する留袖は色や家紋の数で2種類にわかれる

結婚した女性は振袖から留袖に切り替えることになりますが、この留袖には「黒留袖」と「色留袖」の2種類があります。

黒留袖は結婚した女性の第一礼装で、黒地の着物の背中と両胸、さらに両袖の後ろにそれぞれ一つずつ家紋を入れる「五つ紋」が特徴。柄は肩や胸元には入れず、裾にだけ華やかな模様を入れるのも、振袖と違うところです!

一方、色留袖は既婚者だけでなく、未婚の女性も着用してOK♪

色使いも多彩なので訪問着との共通点も多いのですが、淡い色で染めたものが多い訪問着に対して、色留袖は色使いがわりとはっきりしています☆

また、色留袖は黒留袖と同じで裾にしか模様がなく、背中や袖の後ろに1つまたは3つの家紋が入っているので、訪問着とは簡単に見分けがつきます。

格式としては訪問着<色留袖<黒留袖で、振袖のようにシーンに合わせて使い分けるのが主流です♪

未婚女性が着る振袖は訪問着にリメイクして結婚後も愛用できる♡

袖丈によって3つの種類に分かれる振袖は、どれも正装で、結婚式や式典、パーティーなど、いろいろなシーンで着られています☆成人式にだけ着るのはもったいないので、場面に合わせてフル活用するのがおすすめ!

柄によっては訪問着にリメイクすることで、結婚後も末永く愛用することができますよ♡