成人式で着る振袖は、似たような柄でも色によって印象が大きく変わります。着物としてはポピュラーな色なのに、成人式であまり選ぶ人が多くない色の一つが薄紫色です。薄紫色の振袖ってどんな印象があるのでしょうか?
今回は薄紫色の振袖が与えるイメージや、薄紫色の振袖が似合う人の特徴、おすすめの着方や振袖の選び方を紹介します☆大人っぽい色気や上品さ、艶やかさをアピールしたいなら、薄紫色の振袖がおすすめですよっ♡
薄紫色の振袖ってどんなイメージ?
「紫が好きだから薄紫色の振袖が着たい」という人も、「なんとなく見ていて薄紫色が気になる」という人も、薄紫色の振袖がどんなイメージを与えるのか気になっちゃいますよね。まずは薄紫色の振袖がどんなイメージを与えてくれるのか知っておきましょう。
気品がある
実は薄紫色を含めた紫色の着物って、昔は高貴な人しか着れない色と言われていました。600年代頃、聖徳太子が色によって身分を分ける「冠位十二階」という決まりを作ったのですが、紫はそのなかでも最高位の色だったんです♪また昔は紫色を作るために必要な染料がとても貴重だったので、位の高い人しか紫の着物を手にすることができませんでした。
そんな由来もあることから、今でも薄紫色や紫色の振袖や着物は、高貴で気品があるというイメージが強いです。紫色の振袖を着るだけで大人ならではの品を感じさせます♡
優雅さがある
昔は高貴な人だけが着れた薄紫色の振袖は優雅さを感じさせる色でもあります☆振袖自体にも優雅さがありますが、落ち着いた印象の薄紫色はその優雅さをさらにアップさせてくれるんです。濃い紫よりも優しい印象がある薄紫色なので、やわらかく包み込むような優雅さを感じさせますよっ♡
センスがいい
赤と青の中間色である紫は、赤の華やかさや情熱と青の落ち着きをバランスよくミックスしている色です。そこに柔らかさが加わる絶妙なバランスの薄紫色は、着こなすのにもセンスが必要な色味。そのため薄紫色の振袖を着こなしている人は、洗練されていてセンスのいい印象を与えます。
大人っぽい
薄紫色は落ち着いていて格式の高さを感じさせるので、他の色にはない大人っぽい印象を与えてくれます。薄紫色はゴージャスな色で、セクシーな大人の色気も感じさせてくれるので、気になる彼もあなたの大人っぽさに夢中になっちゃうかもしれませんね♪
薄紫色が似合う人の特徴は?
「薄紫色の振袖が素敵だな♪」と思いつつも、「本当に自分に似合うのか不安」という人もいるかもしれませんね。どんな特徴の人に薄紫色の振袖が似合うのでしょうか。
ブルベでもイエベでもOK
自分に合う色を選ぶとき、パーソナルカラーを参考にする人も多いはずです。薄紫色は赤と青の中間色で、どちらの色味が強いかで色の印象が大きく変わります。そのため色の強さを考えて選べば、ブルベの人でもイエベの人にも合う色です。ブルベの人は青の強い薄紫色、イエベの人は赤が強い薄紫色を選びましょう。
落ち着いた印象の人
薄紫色は落ち着いた印象を与える色です。そのため落ち着いた印象の人が薄紫色の振袖を着ると、より落ち着いて品のある印象を与えてくれます。いくら上品な薄紫色を着ても身のこなしが落ち着いていないと品が感じられません。薄紫色の振袖を選ぶなら、その日一日は身のこなしを意識したいですね。
薄紫色の振袖の着方・選び方
では最後に薄紫色の振袖の着方や選び方のポイントを紹介します。
薄紫色の振袖の着方
薄紫色の振袖を着こなすなら、薄紫色の振袖の持つ上品さを最大限に引き出す着方がおすすめです。小物の色味を抑えることで、薄紫色の魅力が引き立ちます。小物に別の色味をあまり使わないようにしましょう。小物はパステルカラーのピンクや、濃い紫が相性がいい色です。また白の小物も清楚さがプラスされて、薄紫色の振袖がより美しく見えますよ♪
薄紫色の振袖の選び方
薄紫色の振袖は、どんな人にでも似合う色ですが、薄紫色の色味を考えて選ぶようにしましょう。先ほども少しお話ししましたが、一口に薄紫色といっても赤みが強いものもあれば、青みが強いものもあります。肌のトーンによって合う薄紫色が違うので、自分のパーソナルカラーに合わせて選ぶのがおすすめです!
また薄紫色の上品さを際立たせるためには、小花柄の振袖がおすすめ☆辻が花や藤の花といった柄は、気品のある優雅さを感じさせてくれます♡
薄紫色の振袖で気品のあるレディになろう
成人式は大人になったお祝いですから、大人の落ち着きを感じさせる振袖コーデをしたいと考えている人も多いのではないでしょうか♪落ち着きと気品を感じさせる薄紫色の振袖は、そんな人にぴったりの振袖です。薄紫色の振袖を選べば、鏡に映る自分がいつもより大人っぽく感じられるはず。気品のあるレディになってみんなの目線を独り占めしちゃいましょう♡