振袖の着付けをお願いすると、持ち物リストに「ストッキング」と書かれていることがあります。
でも振袖とストッキングって、なんだか合わない気がしますよね。振袖を着るときはストッキングを履いた方がいいのでしょうか。
そこで今回は振袖を着るときの足元事情を解説しちゃいます♡
寒い季節に行われる成人式だからこそ、できる限りあったかくしておきたいですよね☆この記事を参考にして、快適に成人式を楽しんでください!
振袖を着るときにストッキングは履く?
振袖を着るときの足元を想像すると、ほとんどの人が足袋や草履をイメージするんじゃないでしょうか?
最近はレトロモダンやモード系で振袖を着こなして、ブーツを履く人も増えています。でも、足袋や草履でストッキングは履けなさそうですよね。
もし着付けの持ち物リストに「ストッキング」と書かれているのであれば、それは和装用のストッキングのことなんです!
足袋を履く前に履くストッキングで、普段用のストッキングとは違って、つま先がなかったりかかとまでだったりします。これなら問題なく足袋や草履が履けますよね♪
ちなみに、和装用のストッキングは「スタッキング」と呼ばれることもあります。
足袋や草履を履く人は、和装用ストッキングを用意しておくのがおすすめ!ブーツを合わせるなら、普段洋服で使うストッキングを選んでもOKですよっ☆
振袖を着るときにストッキングを履くメリット
振袖を着るときにストッキングを履くのはなかなかイメージできないかもしれませんね。
実は振袖を着るときにストッキングを履くと、2つのメリットがあるんです!
メリット 1. 寒さ対策ができる
地域にもよりますが1月に行われる成人式当日は寒いことが多いです。振袖も下着は着用しますが、保温性が高い下着というわけではないので、足元がスースーしてしまいますよね…。
振袖の生地は厚さがあるので風もある程度防いでくれるんですが、それでも寒すぎて我慢できない!という人もいるでしょう。
ストッキングが完璧な防寒グッズとは言えませんが、あるのとないのでは暖かさが全然違います!
成人式自体は屋内で行われる場合でも、みんなで写真を撮ったりおしゃべりするのは屋外のことが多いです♪それに、地域によっては成人式自体も屋外でするところもありますよね。
どれだけ上半身の防寒対策をしていても、足元が冷えると寒く感じちゃいます!ストッキングを履いて、足元をしっかり温めましょ☆
メリット 2. 裾さばきがよくなる
ストッキングで寒さ対策ができるというメリットはなんとなく想像がついた人もいるかもしれませんね☆
でも、実はそもそも和風ストッキングの役割は、裾捌きをよくするためなんです!素肌が直接裾に当たると摩擦でうまく裾さばきができませんが、ストッキングを履いていると裾が滑りやすくなるので、裾さばきしやすくなります♪
裾さばきがしやすくなると歩きやすくなりますし、振袖も傷みません。
振袖って普段着なれていないから、ただでさえ歩きづらくて疲れてしまう人が多いです。裾さばきがしづらいと、もっと歩きにくくなるので余計に疲れちゃいます。
ストッキングを履けば、着なれていない振袖でも少しは楽に過ごせそうですよねっ♡
振袖を着るときにストッキングがないときは?
とはいえ、和装用のストッキングがないという人もいるはず。この記事を成人式の直前に読んで、慌てている人もいるかもしれませんね。
振袖を着るときにストッキングがない場合、どうしたらいいのでしょうか?
普通のストッキングやタイツを履く
普段履いているようなストッキングやタイツも、工夫して履けば足袋が履けないわけではありません。つま先部分をしっかり引っ張って余裕を作り、親指と人差しの間に余った部分を入れればストッキングやタイツでも足袋が履けるんです!
でも、つま先に余裕を作ったことで股の部分がフィットしなかったり、タイツが分厚すぎてうまく足袋が履けなかったりすることもあります。成人式当日に着付けする前に、試しておきましょう☆
ストッキングやタイツが使えなくなってしまいますが、親指だけが出るようにカットしたり、つま先部分を全てカットしたりすれば、和装用のストッキングのように使えます。
カットしたままにしていると伝線しちゃうので、切った箇所はマニキュアを塗っておきましょう!マニキュアを塗れば、伝染する心配はありませんよ♪
スパッツやトレンカを履く
足首までしかないスパッツや、かかとに引っ掛けるトレンカなら、問題なく足袋が履けます。ストッキングよりも分厚いので、防寒対策もばっちり☆
それに、スパッツやトレンカならコンビニやドラッグストアでも買えるので、前日に「ストッキングがない!」って気づいても、すぐに用意できちゃいますよね♪
成人式を最初から最後まで楽しむためにもストッキングを用意しよう
振袖を着るときにストッキングを履けば寒さ対策になるだけじゃなくて、裾さばきが楽になって疲れにくくなります!成人式まで時間があるなら、和装用のストッキングを用意しておきましょ☆
もし直前で和装用ストッキングが用意できないなら、この記事で紹介した代用品を用意してくださいね♪
ストッキングを履けばあったかいし疲れにくいので、成人式を思いっきり楽しめますよ♡